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陶酔と覚醒。夢と希望と空想がこの広場に集い、この広場から旅立ちます。
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新表現/原風景アカデミア
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 覚醒と陶酔を変えてみる 

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原風景「神対応」  うっとり探偵団「アカデ ミアサロン」 Academia Salon by Uttori Tanteidan 


4列のドーリア式円柱による列柱廊と140体の聖人像に囲まれた広場の中央にオベリスク(モニュメント塔)が立っています。この塔は男の象徴で、丸みを帯びたアーチ型の屋根に飾られたバチカンの建物は子宮の象徴。時が来ればこの二人が出会い、太陽の息子である「ホルス」が誕生すると信じているバビロンの信仰の代表的な象徴とされています。フリーメーソンが建設した米国の国会議事堂も、まさにこのような形で建てられています。しかし大空に乱舞する雲と夢少女・空想少年と異端の塔・・・それはバチカンと言えども絶対ではないことを暗示しています。「うっとり探偵団」が人類が創り出した最高傑作「神の風景」の裏側を探検します。

本来、バチカン古代以来ローマの郊外にあって人の住む地域ではありませんでした。約3000年前には「ネクロポリス」(古代の死者の街)として埋葬地として使用され、その後もローマ人の共同墓地として使用されていました。326年にコンスタンティヌス1世によって聖ペトロの墓所とされたこの地に最初の教会堂が建てられました。バチカンという名称はこの地の元の名前であった「ウァティカヌスの丘」からとられている。ここに教会が建てられ、やがてカトリック教会の中心地となったという訳ですが、その「絶対権威」も楽をして成り立っている訳ではありません。現世の世界=世論には柔軟な姿勢も見せています。

1997年にローマ法王庁は神学者、歴史家など専門家を集め、カトリック教義に見られる反ユダヤ主義の根本的見直しを開始しています。2000年の前法王パウロ2世の聖地エルサレム訪問を念頭に、ユダヤ人との歴史的和解を達成しておきたいという前法王のイニシアチブでした。この会合は「キリスト教における反ユダヤ主義の起源」というテーマで、11月1日までの3日間開かれました。神学者、歴史家だけでなく東方正教会やプロテスタントの関係者も参加しています。バチカンは会合について「教義面での検討であり、ユダヤ人迫害の史実まで踏み込んで議論する訳ではない」と述べていますが、社会に大きな影響を与えてきたカトリック教会の反ユダヤ主義が初めて修正。パウロ2世は2000年にエルサレム訪問して2000年にわたるカトリックの反ユダヤ主義を公式に謝罪。フランスのカトリック教会も第二次大戦中、ナチのユダヤ人迫害を黙認したことを正式に謝罪しています。これもバチカンといえども世界の空気を無視できない・・・言い方を変えれば世界の趨勢に柔軟に対応しているともいえます。世界の紛争地で頑迷な宗教対立が後を絶たない現実を見ると宗教の底知れぬ魔性を感じます。