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名作の影に音楽ありと言いますが、むしろ名作を名作たらしめているのはサウンドトラックかも知れません。映画の内容は断片化して記憶の彼方に霧のように漂っていても、懐かしいサウンドトラックに触れた途端、霧が晴れて凝縮された人生の情感が甦る。見えなかったものが見えてくる。ありきたりの学校教育や情操教育では得ることができない感性です。


 情感No.1アンゲロプロスの世界 60年代はゴダールの時代だとすれば70年代はアンゲロプロスの時代だった・・・フランス文学者で映画評論家で東大総長でもあった蓮實(はすみ) 重彥の言葉です。辛辣な評論家をも唸らせるギリシャの巨匠「テオ・アンゲロプロス」。その映像美・叙情性は右に出る者はないと言われますが「霧の中の風景(左上)」を聞けば、むしろ情感をかきたてて止まない音楽にこそアンゲロプロスの真髄があると判ります。2012年1月24日、アテネ郊外で事故死。享年77。