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名作の影に音楽ありと言いますが、むしろ名作を名作たらしめているのはサウンドトラックかも知れません。映画の内容は断片化して薄らいでも、懐かしいサウンドトラックを聞くだけで凝縮された人生の情感が甦る・・・そこにはテレビや凡庸なネットでは決して味わえない濃密な世界があります。カメラが登場したことで絵が肖像画から解放されて新しい表現を獲得したように、映画も古くて新しい情感に特化した媒体に進化するかも知れません。


 擬似体験という「体験」
映画最大の魅力は「擬似体験」です。大きなスクリーンに投影される光、迫力のある音響、大きくて薄暗い空間、座り心地のいい椅子・・・まるで自分がそこにいて、その当事者だったり目撃者になれる感情移入装置です。お金を払うことの代償を求める心理も働いているかも知れません。デジタル技術が進化して脳に直接「パルス」を送りこむような時代が来れば別ですが、当面は名監督や気鋭の監督が様々な表現でこのアナログ世界を極めようとするでしょう。そんな古今の名画集です。