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海外旅行なんて夢のまた夢だった時代。ちょっとハイカラな気分を味わおうと思ったら薄暗い喫茶店のジュークボックスに小銭を入れて”まだ見ぬ異国”を想像するのが定番でした。それは決まって”古き良きアメリカの風景”・・・広い芝生に建つ大きな切妻屋根と大型車のある風景でした。戦後十数年の日本人を魅了した豊かなアメリカの象徴でした。そんな濃密な記憶を再現するのがこの風景カフェ。風景に合うサウンドを選んで甘く切ない”オールディーズ”を味わって下さい。

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1889年11月23日、パシフィック・フォノグラム社の総支配人ルイス・グラスがサンフランシスコのパレ・ロワイヤル・サルーンにジュークボックスを初めて設置した記録が初。その装置は電動のエジソン蓄音機(蝋管式)に聴音管を4つつけたものでそれぞれに硬貨投入口があり、独立して動作するようになっていた。この硬貨で動作する蓄音機は1890年代に広まった。これは現在のジュークボックスとは使用目的が違い、人の声が聞こえるのを驚かせると言う物であったらしい・・・とはWikipediaの説明。Jukeという言葉もmusicとは何の関係もなく、西部劇に出てくるような飲食やギャンブルを楽しむ店を 1940年頃から「juke joint」 と呼んで、それが語源となっています。jukeとはアフリカ系住民のガラ語で「無法、騒々しい、悪い」の意味だとか。言われてみればそんな感じがするから不思議です。その後ジュークボックスは有為転変を繰り返して、今尚オールディーズを演出する装置として人気があります。