basho katachi jikan gokan
場 所 カタチ 時 間 五 感
「あれっ!もうこんな時間か!」と焦る人。「まだそんなに残っているのか」と感謝する人。濃密な時間を過ごした人はもう充分に人生の元を取っている人。「脳が甦る上質な時間」を探します。
TimeLaps -YouTubeの悦楽- 動画サイトYouTubeには人を「うっとりさせる」目的に特化した作品が沢山。このTime Lapsとは文字通り「時の移ろい」・・・雲や波の動きと心地よい音楽が溶け込んで見るものをうっとりさせます。製作者に感謝しませう。 モノクロ映画 - 幽玄の映像美- 映画の目的は「感動」。「うっとり」はおまけと思っていたら・・・例えば溝口健二の「山椒大夫」。悲惨な物語が宮川一夫の撮影にかかると幽玄な映像美となって脳をうっとりさせます。色のない世界は精神性が滲み出るようです
名曲アルバム - 見る音楽 - NHKBS放送の魅力は精緻なHD画質と高音質。特に「名曲アルバム(選)」は名曲にちなんだ美しい風景と字幕で脳を酸素で満たしてくれます。ヴェネチア出身の作曲家フェラーリ「マドンナの宝石」の風景は特に秀逸。     天気概況 - 電波の酩酊- ラジオは時に情報を伝える本来の目的から離れて「電波の音」それ自体が脳を酩酊させます。NHK第二の抑揚のない天気概況、異国の短波放送が電離層の影響で大波のようにうねる音・・・電波のマッサージ効果です。
同士の集い - 時間の忘却 - 集る場所で相手との繋がりの深さが出たりします。昔の悪ガキ仲間、苦楽を共にした同士が集って酒を酌み交わす・・・大いに盛り上がり、時にしんみり・・・場所は勿論「場末の縄暖簾」・・・男同士だけの悦楽です。 再会 - 戻らない時間 - 伊映画「ひまわり」・・・切ない再会と別離を描いて見るものの涙腺を刺戟します。勿論106分の間だけ主人公になる「疑似体験」・・・「安心」して驚き、悲しみ、切なく、空しくなれる「うっとり」なのです。
遠い花火 - 夜空の仇花 - 夜空に大輪の花を咲かせ、たちどころに消える・・・花火の魅力はその華やかさと儚さの落差です。腹に響く音や観客のざわめきが届かない遠くから眺めると・・・・その儚い残像だけが浮き上がって脳をうっとりさせます。 遠ざかる飛行灯 - 命の明滅 - 本来はハイテクの塊である飛行機・・・しかし星空を飛行灯を明滅させながら遠ざかる飛行機はまるで生きもののようです。因みに飛行機をうっとりの対象にしたTokyoFMの「ジェットストリーム」は今でも続いているとか
月に叢雲花に風 -流転の夢- この歌を「世の中は思い通りにいかないものだ」と解釈するより、実際に海辺に上がる月を「流れる雲」が遮ったり、現したりする動きを見れば、叢雲は流転の風情を演出する名脇役であることが判ります。 トワイライトタイム 一瞬の光芒 ここは葉山のDennys・・・運がよければ相模湾の向こうに浮かびあがる富士山からダイヤモンドの輝きのように光が拡散する日没風景を楽しむことができます。その間僅か15分・・・地球の息吹を感じる時間です。