愚行を繰り返す人類・・・もしかしたら「学ばない」のではなく「学べない」のでは。一番笑えるのは「宇宙人の侵略」という発想。隕石の中にバクテリアが発見されるということは「生命の起源」なんてビッグバン以来宇宙空間のいたるところで起こっている可能性があり、地球人の祖先だって宇宙空間に漂っていたバクテリアかも知れません。つまりは地球人自体が侵略者・・・自己中心にものを考えると大きな過ちを犯します。そんな愚かな地球人を見かねた「マダムK」からの公開質問状です。

集団の罠/Society   認識の罠/Conscious   知覚の罠/Perception   宇宙の罠/Alien
     
人は集団で簡単に壊れる。社会に潜む罠をアカデミアします。   目で見ていても脳は見ていない。ベテランほど陥る意識の罠。  

鏡は左右反対?でも上下は正立.。知覚を作り出す不思議。

  宇宙は想像を絶する世界。では宇宙人から地球を見たら?


 Q1.人類は本当に進化している?それとも・・・
宇宙が誕生したのが137億年前。地球は46億年前。最初の生命が40億年前。魚は2億年前。人類の祖先が二足歩行を始めたのが500万年前。文明の証である農業を始めた1万年前。そして近代文明の始まりである産業革命が18世紀後半。近代文明が人間の物理的能力の拡張だと考えれば、足の拡張が車や鉄道、耳の拡張がラジオ、目の拡張がテレビ・・・そして脳の拡張であるコンピュータが1950年代。人類の登場から今日までを24時間時計に例えれば、コンピュータの登場は23時59分59秒。僅か1秒前・・・ネズミが人間になるのに6000万年かかっていることを考えても、人の細胞が文明の変化=スピードと多様性に追いついているとは思えません。そうなると・・・・

 Q2.ITが人間を支配?人間がデジタル化?それとも・・・
今から見ればチャップリンの「モダンタイムス」は単に人間(資本家)が人間(労働者)を酷使する話。誰も機械が人間を支配するなんて考えません。電話やFAXに支配されているなんて思う人がいたら”患者”です。しかし相手がデジタルの場合は少し事情が違います。多様で変化のスピードが速く、予測困難な時代では、人間の判断力には限界があります。どうしてもビッグデータを処理するITが主役になります。するとどうなるか・・・処理しやすいデジタル・データだけが”現実”として一人歩きします。すると適合・淘汰の法則によって人間の方がデジタルに気に入ってもらうような思考回路になるに違いありません。勿論「うっとり探偵団」は”知性”ではなく”痴性”で勝負します。


 Q3.デジタルなんてもう古い・・・最後は有機体?それとも・・・
そうは言っても所詮コンピュータは計算能力が高いだけの金属の固まり。電力がないと動きません。高度なプログラムなんか不要。原始的な”爆破”や”天災”でインフラはお終い。勿論ある程度は”自前”の発電機で動きますが、その発電機を動かす燃料が切れたらお終い。しょせん「機械」です。いずれ塩基CPU、各個独立しているので連動被害は無し、通信はテレパシー、しかもビッグデータは苦手でも”質感”という高次元な情報処理ができる。最大の強みは動力源。空気と水と蛋白質だけ・・・時々”美味しい”動力源を与えると効率が上がります。そんな有機コンピュータが間もなく登場します。宇宙では”人間”と呼ばれています。


 Q4.人間が空を見上げるのは単なる酸素補給?それとも・・・
単純に考えれば上をみれば肺が広がって空気が取り込まれる。しかも視界が広がって敵も見つけやすいし、焦点距離も伸びる。頭と身体の中心線が一本になるので脳が大きくなる可能性が開ける・・・二足歩行の最大の利点ですが面白くも可笑しくもない話です。いずれそのツケは回ってくるからです。それより脳を刺激するために他の理由を空想します。「太古の昔に地球にやって来た”誰か”を待っている」、「実は我々の祖先の故郷である”宇宙”を懐かしんでいる」・・・もし「飛行機からバラ撒かれるビラを待っている」人がいたら、それは60年前からワープしてきた「少年探偵団」か、70年前の旧日本兵です。時空はひとつとは限りません。


 Q5.神は人間の最大の発明?それとも・・・
人間を創ったのは神であり、人間の度し難い性癖である性(さが)=本能もまた絶対的存在である神によって制御される・・・逆に云えば「神」の命令なら全ての行いは正しい=正義という怖さを孕んでいます。征服と侵略を繰り返してきた民族ならではの発想かも知れません。これに対して日本の高僧は「神は人の発明になるものである。だから神の性などは大した不思議である筈がない。真に深い謎は、人の業(ごう)にこそある」と喝破しています。「不思議なことは不思議でいいじゃん」。そこから生まれるのは自然や気候の変化を読み取る力です。農耕民族ならではのDNAかも知れません。西洋人の「犬はなぜワンと鳴くのか」に対し「ワンと鳴く動物を犬というのさ」の差です。


 Q6.この世は意識の産物?それとも・・・
聞くだけで麻薬のように脳内にドーパミンが広がります。ドーパミンが広がると言うことは人間にとって何らかの望ましい状態に違いありませんがその実体は・・・人間の潜在意識を性の抑圧に結びつけるフロイトに比べて、人間の無意識の底には個人を超えた世界=神話や伝説を生み出す共通意識があると考えたユング。これに「人はありもしない記憶を作る」という脳科学が加わると「世界は意識の産物に過ぎない」という「禁断の脳カクテル」が生まれます。何しろ今まで「現実」だと思っていた世界が単なる脳内現象で、本当の世界は誰も知ることができない・・・全ゆる空想の原点がここにあります。当然”過去”と”未来”も1本の線でつながっているとは限りません。


 Q7.人間だけが夢を見る?それとも・・・
哺乳類は例外なく睡眠をとりますが、夢をみているかどうかは不明。「夢」とは古代人にとっては肉体から抜け出した「魂」、中世は神や悪魔や超自然からの「お告げ」、近代になって無意識の「象徴」、現代の神経科学では睡眠中の「ノイズ」・・・面白くも可笑しくもありません。そのうち大脳皮質に電極をいっぱい差し込んで「これが貴方の見ていた夢です」なんて”記録・再生”されたものを見せられる時代になるかも知れません。何のことはない今まで「水晶」を撫ぜ回していた「占い師」が、球体ディスプレイに手をかざしながら「心の治療」をする「カウンセラー」と呼ばれるだけ。当然「大衆=愚衆」を操ろうという商人や政治家もこの仲間です。
大人はなぜ愚かなのか

「破綻寸前の医療・年金・財政、加えて巨大津波と原発事故・・・更に資源枯渇や環境汚染、少子高齢化、貧困、格差、戦争、疫病。誰もが感じている閉塞感ですが、これって本当なんでしょうかね?」

「ウソなんですか?」

「本来なら危機が迫れば人間は全身・全霊で感覚を研ぎ澄まし、知恵を絞り、準備する筈。でも今や身も心も萎縮している」

「どうゆう事なんですか?」

「羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く
と言いますが、日頃は無知・無関心なのにマスコミが騒ぐと過剰反応する。そのクセ喉元過ぎれば熱さ忘れる。本当の危機は人間の方ですよ」


「それって人間の性(さが)かも・・・」


「確かに。しかし文明の暴走や拝金社会の代償とは言え最近の人間劣化は酷い。誰かの陰謀かも知れませんよ。それを暴くのも我々の活動です」

「やはり探偵団の性ですね(笑)。でも活動理由には同感です」

「論より証拠。まずは錆び付いた日常脳を覚醒させるのが一番。動画で見ると迫力ありますよ。この動画ギャラリーは現実に起こっていること、起こるかも知れないことを集めたもの・・・YouTubeも頑張っていますよ」

「これってNHKの”ふるさと通信員”みたいなものなんですか?」

「甘いな!明智君。善男善女同士の通信なんて”怖いもの”にフタをするだけの話。覚醒どころか脳は麻痺するだけです」

「厳しいですね!すると第三者の見方が大事と言うわけですね?」

「相変わらず日常脳の発想ですね。でも悪くはありませんよ。第三者なんてものではなく、人間を超えた発想・・・妖怪とか宇宙人も”うっとり探偵団”に入っています」

「・・・!」

「そんな秘密基地は→ こちらです。