日暮れの丘は空想少年の原点だった

昼間は何でもない小屋や木々も日が暮れると怪しい影となって子供に迫ります。
昔は泣きながら走ってくる子供は日暮れの風物詩でした。しかしそれも束の間、暫く場数を踏むと今度は「闇」の空想世界に目覚めてきます。泣きながら走ってきた子供は今度は少年探偵団として黄金バットや怪人二十面相や妖怪共に立ち向かうようになります。日暮れの丘は子供が少年に成長する原点でした。


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空想力と情感。三浦半島は原風景のテーマパーク。
三浦半島がミシェランの2つ星を獲得したのは2013年2月。実は三浦半島は世にも珍しい場所。鄙びた集落と高級別荘地が共存し、何の変哲もない台地の淵に突然ぽっかりと口を開ける原生林や入り組んだ岩場。戦争の亡霊のように至る所に残る旧日本軍の痕跡。怪しげな電波塔・・・ここには空想少年の原風景があります。人口的なテーマパークなんか真似できない世界です。「うっとり探偵団」の赤バイクが「情景資産・三浦半島」に潜む原風景を探検・報告します。

01 塔のある風景 02 懐かしい影 03 日常の妖し 04 素面の風景 05 無人の磯辺
06 日没の妖艶 07 悪夢の痕跡 08 鄙びの風景 09 不思議の台地

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我々「うっとり探偵団」のメンバーは70歳前後の元プロです。デザイナー・学者・作家・技術者etc。その体験と知性と感性は今でも健在です。活動の拠点は浦賀湾の杜の斜面にひっそりと佇むガラスの館「サロンアカンサス」。時々テレビや雑誌で紹介されますが、それはあくまで「極上のケーキと英国紅茶を味わえるイギリス直輸入のガラスの館」という昼間の顔。日が暮れると妖怪・怪人・異星人が集う「魔界サロン」になります。時々、勝海舟や坂本竜馬や吉田松陰や”地元”の中島三郎助も時空を超えて参加します。こんなサイトを見ている貴方も”普通の人”とは思えないのでぜひご来店をお待ちしています。個人的には在日バチカン大使館も応援しています。

活動の原点はIT社会がもたらす「情感の喪失」への危機感。「情感」とは細胞を酸素で満たす大切な生理現象です。酸欠になると閉塞感や無気力感や杓子定規社会に繋がります。論より証拠。心と脳が酸素で満たされるのを「実感」してみるのが一番です。その舞台が不思議の台地・三浦半島。ここにはかって子供の空想力を育んだ情景に満ちています。
 もう一つの子供の情景「ケープコッド」を見る。 

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gahou1  日常が垣間見せる風景の魔性

上の風景は「うっとり探偵団」の裏手の浦賀湾。一見鄙びた入江に見えますが、嘉永6年6月3日、日本人が見たこともない巨大な黒船が現れたのがこの浦賀湾。近代日本の導火線になった場所なのです。今は陽が落ちるとペリーの残党やら妖怪共が跳梁跋扈して「今日の探検はどうでした?」なんて探偵団を妖しの世界に誘います。「じゃあいつもの所で」。それがここから50m。うっとり探偵団の秘密基地「サロン・アカンサス」です↓


Vol 00 サロン・アカンサスの秘密